launch MCServer on Raspberry Pi 2
MCServerはC++で書かれた軽量なMinecraftサーバだ。 C++で書かれているためJavaのVanillaサーバよりも軽快な動作が期待できる。
vanillaサーバー構築については前の記事にあります。 caad1229.hatenablog.com
マルチプラットフォーム対応で、Raspberry Pi用のバイナリも用意されている。 しかも設定すればサーバーと同時にウェブサーバも立ち上がり、ブラウザから管理できるのも魅力的だ。それに、確かにvanillaサーバーよりも起動が早いし、CPU使用率は低く、ラグなども起こらなかった。 が、少しばかり違和感があった。
- 敵の動作、またダメージを与えた時の挙動がちょっと変。具体的には、ダメージを与えると結構吹っ飛ぶ。その吹っ飛び方もちょっとゆっくりで、なんていうのか月にいる感じ?
- 1.7と1.8にマルチで対応しているらしく、特にバージョンで分かれていることはないようだ。だからなのか不明だが、1.8対応のブロックをおいてもそのブロックにはならなかった。
そんなんだけども動かした時のことをメモ。
Download
サイトからDLできるし、Githubからソースごと取得もできる。ここではwget
でダウンロード。
$ mkdir -p ./work/minecraft; cd ./work/minecraft $ wget http://builds.cuberite.org/job/MCServer%20Linux%20armhf/lastSuccessfulBuild/artifact/MCServer/MCServer.tar $ tar -xvf MCServer.tar
起動
一発目の起動でワールド生成や、コンフィファイルが生成される。特にいじる必要がない、もしくは最初からコンフィグファイルなどが用意出来ているのであればそのまま運用してもいい。
$ cd ./MCServer $ ./MCServer # stopはvanilla同様`stop`で終わらせる
Web Serverの設定
起動すると、デフォルトでもウェブサーバーも立ち上がっている。しかしユーザの追加などしていないためログインできないため追加する必要がある。
- userの追加
$ vim ./webadmin.ini # defaultポートは8080 [WebAdmin] Ports=8080 Enabled=1 # ユーザを追加するには以下のようにする # [User:<user name>] # Password=<pass> [User:admin] Password=admin
- Serverの再起動
$ ./MCServer
- web serverにアクセスして
WebAdmin Log in
をクリック。
- パスワードを求められるので
webadmin.ini
編集時に追加したユーザ名とパスワードを入力
- ログインできた
色々と設定できる。こちらで管理できるのですごく便利だと思う。加えて、コマンドなどvanillaサーバーとは違うのでwikiを参照する必要がある。
おしまい
メモしておいてなんだが、こちらは現在使っていない。が、そんなに大した作業でもないので試してみてはいかがだろうか。webから管理もできるし、こういったことが簡単にできるのはやっぱり作った人たちに感謝したい。現在も開発が続いているようだし今後に期待である。1.7でやったらいいかもしれないし。。